【エンジニアの思考術】「何から作るか」に迷ったら。名ツール「IdeaFragment2」で脳をデフラグしよう

プログラミングを学んでいると、「文法はわかったけれど、いざ自分のアプリやロボットを作ろうとすると、頭の中が真っ白になる」という壁にぶつかることがあります。

それは、頭の中にある「アイデアの断片」がバラバラに散らばっているからです。 そんな時、私が40年のキャリアの中で最も信頼しているツールの一つが、この**「IdeaFragment2」**です。

1. 「IdeaFragment2」ってどんなツール?

これは、有名な「KJ法(川喜田二郎氏が考案した発想法)」をデジタルで実践するためのソフトです

使い方は驚くほどシンプル。 画面上の好きな場所に、思いついたことを「カード」として書き込んでいくだけ

似たもの同士を近づけて「島(グループ)」を作る

似たもの同士を近づけて「島(グループ)」を作る

たったこれだけですが、これがエンジニアの「右脳」を猛烈に刺激します。

2. なぜ「箇条書き」ではダメなのか

ノートに箇条書き(リスト)で書こうとすると、どうしても「順番」や「正解」を気にしてしまいます。 しかし、開発の初期段階では、**論理よりも「関連性」**が重要です。

「ロボットを動かしたい」 「でも、壁にぶつかったらどうする?」 「あ、明るくなったら止まるようにしたいな」 「電池が切れたら知らせてほしい」

こうした脈絡のないアイデアを、IdeaFragment2のキャンバスにどんどん放り出してみてください。カードを動かしているうちに、**「あ、これは『センサーの処理』という一つの塊(モジュール)だな」**と、プログラムの構造が自然に見えてくるのです。

3. 「脳のデフラグ(再配置)」がプログラミングを楽にする

ツール名にもある「フラグメント(断片)」を整理する作業は、まさにコンピュータのディスクを最適化する「デフラグ」と同じです。

混沌とした頭の中を「見える化」し、整理(デフラグ)することで、次に紹介する「FreePlane」のような論理的な設計図へスムーズに移行できるようになります。

大谷翔平選手のマンダラートも素晴らしい手法ですが、このIdeaFragment2は、より**「自由で、動的な」**思考を助けてくれます。

4. まとめ:良い設計は、良い「道具」から

「いきなりエディタに向かわない」。 これが、私が長年のエンジニア生活で学んだ、最も効率的なプログラミングの秘訣です。

まずは「IdeaFragment2」で、あなたの頭の中にある宝の山(アイデアの断片)を並べてみませんか?

KJ法とは

IdeaFragment2の格納場所

#論理的思考 #IdeaFragment2