「コンピュータのキモチ講座」第2回

電源マークに隠された「0と1」の秘密

みなさん、こんにちは。コドモノラボの末久です。

突然ですが、テレビやパソコンの「電源マーク」、じっくり見たことはありますか? 丸の中に棒が一本突き刺さったような、あの形です。

実はあのマークには、コンピュータが世界をどう見ているかという「キモチ」がそのまま隠されているんです。

電源マークは「数字」でできている?

あのマークをよく見てください。 外側の「円」と、真ん中の「棒」。 これは、コンピュータの世界のたった二つの言葉、**「0(ゼロ)」「1(イチ)」**を組み合わせたものなんです。

  • 「1」:電気が流れる(ON)
  • 「0」:電気が流れない(OFF)

国際的な規格(IEC規格)でも決められているこのマークは、「ONとOFFを切り替える」というコンピュータの最も根本的な仕組みを表現しています。

コンピュータは「0と1」の超巨大なパズル

前回のブログで「コンピュータは足し算しかできない」とお話ししましたが、実はその足し算さえも、この「0」と「1」のスイッチの組み合わせだけで行っています。

私たちが「スマホで動画を見る」「ゲームで遊ぶ」といった複雑なことをしている時、コンピュータの中では、何億、何兆という膨大な数の「0と1」のスイッチが、猛烈なスピードでパチパチと切り替わっているのです。

人間とコンピュータの「通訳」がプログラミング

でも、人間が「0110101...」なんて数字をずっと眺めて命令するのは無理ですよね。 そこで登場するのがプログラミングです。

  1. 人間: 「LEDを光らせて!」とブロックを置く。
  2. コンピュータのキモチ: 「なるほど、LEDのスイッチを『1(ON)』にすればいいんだね!」

このように、人間にとって分かりやすい「言葉」や「ブロック」を、コンピュータが理解できる「0と1」に翻訳してあげること。それがプログラミングの正体です。

仕組みがわかると、モノの見方が変わる

アセンブリ言語体験教室では、4ビットマイコン(ORANGE-4)という小さなコンピュータを使って、実際にこの「0と1」を操る体験をしています。

加速度センサで傾きを検知したり、明るさセンサで暗くなったらライトをつけたり。 一見魔法のように見えますが、すべては「センサが1になったら、こっちの1をONにする」というシンプルなキモチの積み重ねです。

身近な電化製品の電源マークを見かけたら、「あ、今この中では0と1が頑張ってるんだな」と思い出してみてください。それだけで、少しだけコンピュータと仲良くなれた気がしませんか?

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